インターンシップの基礎知識

　インターンシップとは学生が春期休暇や夏期休暇などの一定期間企業などで職業研修生として働き「社会で通用する能力を養う」ことや、「自分が志望する企業の仕事を現場で体験する」ための就業体験制度です。対象は主に大学生・大学院生ですが、最近では短大生や専門学生に対しても募集を行っている企業も存在します。

　インターンシップの給与に関しては「給与が支払われる企業」と「給与が支払われない企業」とが存在します。給与が支払われる場合でも、通常のアルバイトのような時給制が取られることはあまり在りません。これは、インターンシップが「企業側から学生に対しての指導・教育」というような目的で行われているからだといえます。

就職活動に強い

　アルバイトをするよりも労働時間が長く、給与が少ない場合が多くあるインターンシップですが、「スキルアップのチャンス」「企業体験が就職・将来に生かせる」といったような要因に惹かれて長期休暇をインターンシップに費やす学生の数は近年増加傾向にあり、学生を受け入れる企業側も「社内に学生のアイデアを取り入れ、企業のダイナミズムを高める」「有望な人材の発掘」といった理由から多くの学生に対して広く門戸を開いている企業も数多くあります。